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野趣溢れた荒々しい蕎麦なれど短すぎ 安中・原市 いちよし [群馬の蕎麦]

この日も安中で仕事
昼ごはんは蕎麦にしようと思ったものの、さてさて、どこに行こうか悩みます
siriに訊いたら選んだのはこのお店、石挽そば いちよし
5年ぐらい前に一度訪問しています
蕎麦がキリッと締まっていなかった、幅にバラツキがおおきかったという記憶がありますが今はどうなのでしょう
ちょっと行ってみることに


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18号線から一本奥の道(おそらく旧中山道)へ
見覚えのある暖簾がありました
5年前はこの蕎麦屋の近くの宿を定宿にしていましたが今の定宿は高崎駅直結のHOTELを定宿にしています
なのでこの界隈に来るのはめっちゃ久しぶり


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入店
「お好きな席へどうぞ」
その言葉に何気なく座った席ですが後で過去記事をチェックしてみたら前回訪問時と全く同じ席に陣取ったようです


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お茶は温かな蕎麦茶
おしぼりが布なのは嬉しい


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品書きを確認します
5年前に比べ簡素化された感じ


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初回の訪問ではありませんからモリ以外のものを、温かな蕎麦を、と考えましたが、暑さに負けて結局モリをオーダーしてしまいました
勿論大盛りで(大盛りご法度ですが蕎麦に限っては大盛りOKなのです)


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モリの大盛りの到着
蕎麦はやや太めの、色もしっかり付いた田舎蕎麦
力強さを感じます
断面は幅広できしめん率(断面の縦横比)は4ぐらいありそう
その幅は5年前と比べると揃っている感じ

蕎麦の表面は5年前に比べかなり荒々しく、粗挽きになっているようです


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では、まずは蕎麦のみで手繰ります
数本を箸でリフトアップ
えっ?


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めっちゃ短い
これでは啜れません
偶々この部分だけかと他の部位もリフトアップしてみましたが、やはり短い
5年前はこんなにも短くはなかったはず(こんなブツ切れだったら記憶しているし二度目は無いからね)

そのまま口に入れましたが、これでは蕎麦の香りを感じられません
啜ったその勢いで香りが鼻腔に飛び込むのに、啜らずに口の中に入れれば鼻腔に飛び込む香りはありませんからね
噛み応えは粗挽きの蕎麦らしい食感
ちょっと硬めでザラッと


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次に汁を味わいます
前回訪問時の記事には
出汁が良く香り、スッキリした辛口の汁
旨味の厚さも適度、厚すぎず薄すぎず、辛口汁にはこれ位がいい
冷たくよく締った細打ちの蕎麦をこの汁で食べてみたいと思うような味
後口に甘さはなく、シャープさを感じます
蕎麦と汁が向いている方向が其々違うような気も
と書いていましたが、その感想は今も変わりません

蕎麦と汁が向いている方向が違うように思えてなりません


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蕎麦を汁に浸けていただきます
でも蕎麦が短すぎてどうしようもない
結局、短い蕎麦を汁の中にたっぷり放り込んで椀からご飯を食べるかのように食べ進めます
これは・・・・蕎麦を食べている気がしない
そばがきな気分だね


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薬味は葱と山葵
以前に比べ葱の量が増えています


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途中で蕎麦湯が到着
追加用の蕎麦汁も一緒に供されます
どっぷり浸けにしていますから汁の消費が激しい
なので追加の汁は有難い


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以前より粗挽きになっただけじゃなく、星がめっちゃ大きい
星とは蕎麦殻、それが入れば当然蕎麦は繋がりにくいし切れやすい
しかもそれが細かく砕かれていればともかく大きいままとなれば尚更
それを長く打つのはちっとやそっとじゃ無理じゃないかな


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野趣溢れる荒々しい蕎麦もいいけれどさ、でもやっぱり蕎麦は啜りたい
細く長い蕎麦のが自分はいいな


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全部がこの長さ
蕎麦を食べている気が全くしなかったです


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蕎麦の子切れが残った汁に蕎麦湯を注いでいただきます
その蕎麦を食べながら、この蕎麦でかけを頼んだらと想像すると・・・
この蕎麦で温かな蕎麦はかなり食べ辛そう

s500hoshi20.jpgこんなにも短い蕎麦じゃ・・・

いちよし
027-382-6478 
群馬県安中市原市356 
11:00~14:30
17:00~21:00
定休日 月曜日  


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今日は久々にオフィスで仕事

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久しぶりだとオフィスの窓からの眺めも新鮮に感じます

でもやっぱり在宅勤務が楽でいいね

一度楽をしちゃうともう元には戻れない^^;

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12年目の再訪問 高崎・問屋町 凡味そばきり [群馬の蕎麦]

この日は群馬は高崎に出張
朝から蕎麦気分
以前記事にしたお店、”凡味そばきり”を思い出して久しぶりに行ってみることにしました
記事にしたのは一杯目の頃ですからもう12年も前のこと


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12年前に来た時は夏だったかな
木々に葉が茂り過ぎ建物を隠して一見営業しているのかどうか不明な雰囲気
で、入るか否か躊躇った記憶があります
もうちょっと庭の手入れをした方がいいのでは?なんて余計なお世話な事を思ったりもしてね
でも今は冬ですからスッキリしています


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昔は暖簾がかかっていましたが今はありません
これも武漢肺炎こと新型コロナ蔓延のせいなのでしょうかね


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店内はカウンター席とかは無く、全て個室
一人でも一室もらって申し訳ないぐらい
でもこの雰囲気、蕎麦飲みしたくなります(車だから飲めませんが)


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供されるのは水
前回訪問時は夏だから水なのかなと思いましたが冬でも水なのですね
やっぱ蕎麦茶を出して欲しいなぁ
おしぼりが布なのは嬉しい
今は冬だから普通な喜びですが、これが花粉が飛ぶ頃になると凄く嬉しく感じます
痒い目に布おしぼりを当てると気持ちいいんだよね
夏なんかだと周りを見回して誰も見ていないなって思ったら顔をゴシゴシオヤジ拭きなんかしちゃったりしてね
いえ、やりませんけどw


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品書きを確認します
流石に12年前とは違っていますね
品数が減ったかな、三色蕎麦が無くなっています
仕方ない、”せいろ”と”田舎”の二枚を食べましょうかね


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かけも気になりますよね
”せいろ”を頼んで、後で”かけ”を頼もうかな
でも”田舎”も捨てがたいし・・・・(悩
まぁ”せいろ”を頼んで食べながら考えればいいかな


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で、オーダーは”もり”を大盛りで
それを食べながら次を考えることにします


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まずは汁と薬味が到着


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そして”もり”大盛りが置かれます

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蕎麦は断面がスクエアな細打ち
透明感があり星は多め
まずは蕎麦のみで手繰ります
数本を箸でリフトの後は軽く咥えて一気啜り
唇の滑りはそれほど滑らかではありませんが噛み応えはいい感じ
噛むごとに蕎麦の香りが強く感じます


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次に汁を味わいます
少量唇に含み舌先へ
やや濃いめの辛口のスッキリした汁でバランスがいい
甘さが強く無く角も無く、香りもいい


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次に蕎麦を汁に浸け手繰ります
最初に汁の出汁の香りと甘みが広がった後で蕎麦の甘みがグッと押してくる感じ

蕎麦と汁の相性がいいですね
やや濃いめなので蕎麦の半量を浸ける感じだとやや汁優勢かな


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薬味は山葵と葱と大根おろし
葱は透明感があり綺麗なスライス
山葵は瑞々しく香りもいい
山葵は味覚が飽和した時に箸先に少量取って舌の上に
山葵の香りと刺激で飽和した味蕾も瞬く間にリフレッシュ
大根おろしは蕎麦に乗せていただきます
汁には入れません
汁の味が変わるから(それはそれで美味しいけれど、入れちゃうと元に戻せないからね)


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気になったのは蕎麦がちょっと短いことかな
なので啜った時の快感がやや不足気味


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”もり”をフィニッシュした後は結局”田舎”をおかわりでオーダー
今度は大盛りではなく普通盛りで


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まずは蕎麦のみで
太めで艶やかな表面で太いからか星はせいろよりも少なく感じます
啜るには太さがあり力が必要ですが、諦めるほどじゃない
箸で送るよりも頑張って啜った方が香りも感じられますから
噛み応えもしっかりして噛むごとに蕎麦の甘みが溢れます
気になるのは太さの均一性
以前の方が揃っていたように感じます


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次に汁に浸けて手繰ります
やや濃いめの汁ですから田舎蕎麦にも負けません
バランスよく、蕎麦の甘さと香りを引き出します


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そして蕎麦湯の到着


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適度に白濁した蕎麦湯
過度にドロリとしていないのがいい


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残った汁を割るのにちょうどいい感じ
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凡味 そばきり
027-361-4928
群馬県高崎市問屋町西1-8-6
11:30~14:30  & 17:30~19:30
定休日 火曜日

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今日はマンションの仕事で本職はお休みを取りました

(管理組合の理事長なのでいろいろと仕事が^^;)

で、マンションの仕事を終えたら確定申告の書類と格闘

そしてなんとか完成

プリントアウトしようと思ったら

プリンターが動かない・・・//orz

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