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そうだ京都、行こう。静かな宝厳院で無言の説法を感じる [そうだ京都、行こう。(KYOTO)]

割り込みで食べ物記事が二つ入りましたので京都記事に戻ります


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祇園饅頭でお腹を満たして血糖値を上げたら次の場所
天龍寺は宝厳院
嵐山を借景とした回遊式庭園、獅子吼の庭が見事です
青紅葉の頃と紅葉の頃のみの公開
ここも紅葉の季節には外せない場所


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拝観料を収める時にお茶のチケットも買っておきます
ここの茶菓子が結構好きで、売店で同じのが売っていますから毎回買って帰ります
で、入り口入って直ぐにある売店を横目でチェックしましたが


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あれ?無いし
別のお菓子が売っているけれどこれに変わったのかな?
まずは茶席、青嶂軒へ
紅葉よりお茶が優先なのは先程食べた祇園饅頭のせい
饅頭の次は渋いお茶が怖いって^^


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今回は建物の中ではなく庭で紅葉を眺めながらいただきます

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お菓子は紅葉の落雁
中には餡が入っていてしっとりいい風味
そうそう、これこれ、これが食べたかった


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でも売店で売っていなかったようだし・・・・
茶席のスタッフの方に訊いてみると今年は売店で売っていないのだそう
まぁ、考えてみれば仕方ないかな
武漢肺炎こと新型コロナの蔓延で状況がどう変わるかわからないのに菓子の大量発注はできないでしょうし


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この紅葉の落雁、宝厳院限定品らしく製造元の和菓子屋さんに行っても買えません
つまり宝厳院の売店に置いていないということは入手不可ということ
残念・・・


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ほんのりと上品な甘さに滑らかな口溶け
口に含み噛んだそばからサラッとほろほろ崩れて溶けてゆく
実に優雅な味わいです
そんな落雁は大好きですが、特に好きなのが中に餡のはいっているもの
甘さに重さが加わってその対比が好き


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渋いお茶を味わった後は庭の紅葉を楽しみます


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この回遊式庭園獅子吼の庭は庭園を散策することで正道を肌で感じるという「無言の説法」という意味を持つ庭
気持ちのいい気と音のある静かさ
風の音に水の流れに「無言の説法」を確かに実感できます
こんなにも静かな庭だったんだなぁ^^;


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コロナ前は宝厳院も結構ガチャガチャしていたし
宝厳院は天龍寺の塔頭寺院
天龍寺とセットで散策する人も多かったのでしょう


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そうそう、天龍寺の混み方がまた凄かった
数年前に竹林の小径側から天龍寺に入りましたが、その混み方が異常
風情や侘び寂びが感じられないと言ったレベルじゃ無い
何処のターミナル駅だ?って感じの混み方
それも単に騒がしいって訳じゃ無い


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喧騒
喧には”大きな声で騒ぎ立てる”という意味があるそう
騒は”秩序なく動き回る”という意味
まさにその言葉そのものの姿が目の前に


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耐えられない
何もかも台無しな状態
喧騒が嵐山を借景にした素敵な庭の風景を殺してしまっている


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耳を塞ぐようにして足早に門まで境内を突っ切りました
滞在時間は10分も満たなかったでしょう
そんな異常な混雑でした


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外に出たら出たで塀沿いの楓の木に登っている輩も
まったく某国人ってのは・・・


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それ以来天龍寺には全く近寄っていなかったのです
でも宝厳院がこんなにも静かならば天龍寺に行く価値がありそう
静かな天龍寺ならば本来の雰囲気を味わえるはず
よし、行こう


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一箇所追加になりましたから時間配分を考えます
どうしても行かなければいけないところは龍安寺
最終日の最後の場所は龍安寺と決めているのです


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龍安寺に行くには嵐電に乗りますが、途中支線に乗り換えがあります
龍安寺の駅を降りてから寄るところもありますから(実はそれが一番重要なミッションだったりして^^;)余裕も欲しい
この寄るところというのが龍安寺を最終にしている理由なのです


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となると・・・あまり時間の余裕はありません
なのでちょっとペースを速めて


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庭の彼方此方にライトがセットされています
ライトアップの獅子吼の庭も綺麗でしょうねぇ
一度は見てみたいな


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盛りの頃のライトアップもいいけれど敷き紅葉となってからのライトアップも味がありそう
花灯路の頃の宝厳院もいい雰囲気でしょうね
両方を見比べてみたいな


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京都の近くに住む人が羨ましいです
気が向いた時にふらっと京都に行かれる距離
そう、自分が鎌倉に行くような感覚で


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そうすれば染まり始めから敷き紅葉の頃まで毎週来られるのになぁ
ライトアップだっていろいろ楽しめる
で、シーズンの最後は花灯路


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あっ、花灯路って今年が最後だったそうですね
京都市の財政難がこんなとこにも・・・
それなのに茶室付きの豪華な役所なんか作るからねぇ
あっ、彼らには花灯路より豪華な市庁舎の方が優先度高いから仕方ないか

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ぶーたんが花灯路が最後だからめっちゃ混んでいて道が(地面が)写っていない程だって言っていたなぁ
もう一度だけ行っておけばよかった


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庭園を一周巡り終えたら次はカメラを構えずにもう一周
今度は撮ることは考えず、ただ無言の説法を肌で感じるためだけに歩きます
なのでカメラはバッグに仕舞って雑念を排除


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でもね、カメラを持たないで歩くとまた違ったものが見えたりしてね
撮りたくてウズウズ^^;
でも決めたことだから取り出しません
まぁ、撮りたくなるってことは雑念だらけって事だね


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二週巡ったら外へ
お見送りいただいて


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で、出てからがまた綺麗なのです
見事な紅葉のトンネルが続く紅葉の参道
くぅ〜、見事過ぎ

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ここのライトアップだけでも見てみたいな


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つづく・・・

次回はようやく京都紅葉記事の最終記
長かった^^;


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今年も残り僅か

でも年賀状は全く手付かず

あああああっ、めんどくさい〜><

皆、メールで済ますようになればいいのにな

ペーパーレスの流れがここにも来て欲しい

・・・・・

今年も投函は大晦日だな

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