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そうだ京都、行こう。祇王寺から厭離庵へ [そうだ京都、行こう。(KYOTO)]

二尊院の次は祇王寺を訪れるのが毎年のお約束


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静けさが魅力のお寺です
そして声の大きな某国の言語が聞こえないというのも魅力
地味なお寺ですからね
彼らの好みではないのでしょう

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派手さを好む某国の人たちには魅力がないのかも
こういうものにこそ趣があるのにね
いや、理解しなくていい、忘れてくれ
理解なんかされたら此処も混んでしまうからw


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紅葉の祇王寺
勿論見上げ眺める紅葉も素敵ですが、祇王寺の紅葉の何が美しいって言うとそれは散り紅葉
祇王寺に限っては紅葉の盛りの頃ではなく、散り紅葉や冬紅葉の頃に来てみたいのが本音
でも、そうは来られません
近くに住んでいる方々が羨ましい


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何年前の事でしょうか
関西曽根風呂ガー京都オフ会が12月に開催された時に参加したのです
1日だけで帰るのは勿体ないですから翌日は嵐山で紅葉撮り
勿論、紅葉はほとんど散っていて、常寂光寺も寂しいこと
当然拝観者も少なく、静けさを堪能しました


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二尊院の寂しげな紅葉の馬場もそれはそれで趣はありましたが、祇王寺に来てみて息を飲んだのです
なんと言う美しさ
凛とした空気の中、敷き詰められた散り紅葉にノックアウト
暫くその場から動けなくなりました


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閑寂、清澄な風景
色彩感を否定したような枯淡な趣
そこにあるのは無常な美、もののあはれ
奥嵯峨の紅葉は散ってなお美しいのです

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終わりゆく秋のもの悲しさが感じられる祇王寺
此処は喧騒から離れ、ひとり静かに訪れるのがいい


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機会があれば再び冬紅葉の頃に訪れてみたいものです
とは言っても、紅葉の盛りの頃の祇王寺も美しいことには変わりありません
葉の色が移ろいゆく錦秋のコントラスト、見事です


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祇王寺の苔の庭をゆっくりと一周
どこまでも静か


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そして草庵に戻ります
草庵の横にはベンチがあり、そこが唯一座れる場所(草庵内は別として)
座ったら最後、腰は滅茶苦茶重くなってしまいます


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そして座ったまま撮ると言う横着ぶり^^;
平家物語にも登場する祇王寺
実は半年以上前にこの年齢にして初めて平家物語に挑戦、電子書籍ですが読みました


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いやぁ、長かったぁw
いえね、寝つきが悪くなってしまい入眠効果を期待して読み始めたのです
その効果、絶大w

いつの間にか寝てしまいます
スマホを顔の上に落下させたこともありましたが


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勿論、意識朦朧となりながらも読んでいるのですから、内容が頭に入らない
入らないどころか、頭が勝手にストーリーを作って読んでしまうことも
寝ようとしているのか読もうと頑張っているのか、よくわからない状態で読んでいましたよ


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そろそろお腹も空いてきましたからお昼ご飯にしましょう
ご飯の後は嵐山で未訪問のお寺に行くことにします
今回の京都紅葉撮りのコンセプトは”初訪問の紅葉”
初日はそのコンセプト通りに巡りました
二日目は嵐山、特にお気に入りの常寂光寺、二尊院、祇王寺は外せず、コンセプトを無視して訪問
ですが、やはりコンセプトに従いたい
なので午後は新規開拓、初訪問の紅葉で攻めます


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京都らしい食を楽しもうとすると長蛇の列
流石に行列に付き合うほど時間に余裕はありません
こんな時は京都らしくない食を求めるのがいい
例えばこのお店、”仙翁”
普通なお食事系カフェですから行列ができる程には混みません
昨年も訪問しています(その時の記事は→ここ
星二個評価でした


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カレーフェア、ずっとやっているみたいw
前回はローストスパイスビーフカレー、紅茶セットをいただきました
なので今年は


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欧州ビーフカレーにしてみました
コーヒーセットで


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スパイシー
なかなか辛いです
でもローストスパイスビーフカレーよりマイルドで食べやすい



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ご飯とルーの絡み具合もいい感じ


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さぁて、午後のセッションも頑張りましょう^^¥



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そしてやってきたのは厭離庵
ここは秋のみ公開される紅葉の名所
奥路地にあるので気を抜いて歩いていると気付かず通り過ぎてしまいます


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藤原定家が小倉百人一首を編纂した山荘跡
江戸時代中期に臨済宗天龍寺派の寺院になったそう


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この庭を眺めながら、どれが良いか悩んでいたのですかねぇ
(和歌を書いた紙で紙飛行機を折って飛ばしているところを想像してしまった^^;)


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自然のまま荒ているようで整っているという、凄く絶妙な雰囲気の庭
これは渋い
宝厳院の庭のような端正な庭も素敵ですが、こういう感じの庭にも惹かれます


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縁側に座ってのんびりと庭を眺めます
強烈に印象に残る美しさではなくじわじわと染みてくるような美しさ


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この庭、木々が妖しげ
今にも動き出しそうな雰囲気があります
眺めていると色々なものが見えてしまう
かなり賑やかな庭ですね


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しっかりと味わったら、そろそろ次の場所に向かいましょう


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次は宝筐院


つづく


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京都紅葉記事

年内に終わりそうもありません

今年の京都は三日間雨もなく

しっかり撮れたから記事がいっぱい

クリスマスデコ撮り記事も控えていて

年が変わっても12月の記事が結構続きそう^^;

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