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饂飩でもなくラーメンでもなく、蕎麦でもない 癖になるミスマッチ 姫路駅 えきそば 大手前店 [おいしいもの]

この日は珍しく姫路に出張
実は出張で来たのは初めてです
なのでウキウキワクワク
前乗りなんだから遅くに出発しても何ら問題はないのですが、”HOTELで涼しく事務仕事をやるからいいんだ”と自分に言い聞かせて午後になったらさっさと出発w
お昼ご飯が未だなので新横浜駅でシウマイ弁当を購入、車窓の景色を眺めながらいただきます
駅弁はシウマイ弁当が一番好きだな
二番目は品川の貝づくし


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姫路駅に到着
目の前には姫路城
保存修理後には”白すぎ城”とまで言われた驚きの白さをもった白漆喰も、今は流石に煤けて普通な年月感じる白漆喰の白に変わっています
”白過ぎ”の頃に見に来れば良かったな


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HOTELにチェックイン
さぁ、ネットを繋げて事務仕事だ!
PC立ち上げて事務仕事を始めますが・・・・・落ち着かない ーー;)う〜ん
姫路城が気になって仕事に集中できません
「・・・・・まぁ姫路城の周りを散歩してから仕事でもよくね?夜に仕事すればいいじゃん 明日の仕事に間に合えばいいんだからさ」
ブラックさる1号が囁く囁く、食べ物以外で奴が出てきたのは初めてかもw
落ち着かないまま仕事をしていても効率悪いし、散歩してからでもいいか
そんな訳で姫路城まで散歩に行ったのですが・・・・・何これ?
”えきそば”ってあるけれど、駅じゃないよね
ググってみると姫路駅の駅そばで間違い無いらしい
単にここが駅の外にあるお店というだけみたい
この”えきそば”、昭和24年頃から姫路駅のホームで売られ、今や姫路のソウルフードとなっているとか
しかも独特なソバで、蕎麦じゃ無いし饂飩でもない
なんと麺は中華麺、そして汁は和風という代物
くわしくは→ここ


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お店前の品書き看板と睨めっこ
食べてみたいけれど、さっき昼食べたしなぁ・・・・おなかもそんなに空いていないし
食べるか食べないかで迷うとき、それは奴を呼び出す呪法
そう、ブラックさる1号が背後にやってくるのです
「名物らしいじゃん 来たからには食べておくべきじゃね? 仕事の状況次第でこの後食べる機会を作れる保証はないし」
そうだ、奴の言う通りだ
この後”えきそば”を食べる機会を作れるかわからないし、お腹が空いていないって言っても駅そばの一杯や二杯は軽く食べられる・・・・食べるか^^¥
しかし、最近ホワイトさる1号の奴は全く顔を見せないなぁw


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入店
券売機で食券を購入します


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何を食べるか迷うときは左上の法則に従いましょう
品書き看板の左上にあった”天ぷら”をポチッとな


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食券をおばちゃんに渡し、席で出来上がりを待ちます


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卓上には七味と一味


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出来上がったえきそばを受け取ります
まずは汁を一口
出汁の効いた和風の汁、落ち着く味
蕎麦を手繰る気分になるのですが・・・・麺に違和感がw
麺が黄色いw
麺が違うんじゃね?って頭が言います


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そして麺を啜ります
うわっ、何これ、頭がパニック
汁の味に頭は蕎麦か饂飩を待ち構えるのですが、来たのはラーメンの麺
凄くミスマッチ
特別美味しいって感じはないのですが、どこか懐かしさのある味
何だろう、この懐かしさは・・・・
暫く考えて思い出しましたよ
実家付近にあった町蕎麦屋のラーメンの味に近い
そこは蕎麦汁に中華麺を入れてラーメンにしていました
で、汁にラーメンらしさを出すために豚バラを汁で煮て脂のコクを汁に加えて中華麺に合うようにしていました
それに胡椒を振って出来上がり
そのラーメンの味に近い
なので七味や一味でもいいけれど、胡椒も用意してくれるといいな


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天麩羅の衣をグズグズに崩して衣に汁をたっぷり吸わせ絡めて食べるのが美味しい

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えきそば 大手前店
079-283-2208
兵庫県姫路市白銀町68 
大手前パーキング 1F
10:00 - 18:00


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えきそばを食べ、姫路城に向かって歩いていたら鯛焼き屋を発見


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当然購入


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薄皮の食感が良い鯛焼きでした


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姫路城に到着


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うわぁ〜、かっちょいいp><q
あの天守閣最上階は妖が棲む異界だとか
そこには打見は二十七、八の妖しく美しい天守夫人の富姫が侍女とともに居るらしい
行ってみたい、富姫さまに会ってみたい♡


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お城を近くで見てHOTELに戻るつもりでしたが天守閣のあまりの素敵さに泉鏡花の天守物語を思い出して、どうしても天守閣に行きたくなってしまいました
まぁ、急いで見ればそんなに時間はかからないでしょうから


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とは言ったものの、城内は結構広い
それに、どこをどう見てもカッコいいから見惚れてしまってなかなか前に進まないときたもんだw
見事なお城ですねぇ


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下の娘に「今回は姫路に行ってくる」と言うと
「姫路城は一番のオススメだよ」と
彼女はめっちゃ気に入ったらしい
いやいやいや、この迫力、この造形美
その気持ちは良く分かるぞ^^


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姫路城に行きたくて仕方なかったのも彼女の推し推しがあったから


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天守閣内部に入ってゆきます


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姫川図書之助になった気分で天守閣を登って


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ついに天守閣最上階に到着
富姫さまは何処〜
キョロo(・ω・ = ・ω・)oキョロ
侍女の桔梗さんは?萩、葛、女郎花に撫子さんは?

奥女中の薄さんも居るはずなんだけれどなぁ
皆で会津の亀姫さんとこに遊びに行って留守なのかもね


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天守閣で暫し鏡花ワールドに浸って気分は満足
姫路に来て良かった^^¥


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何処もがいちいちカッコいい
素敵なお城だわ


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”播州皿屋敷”のヒロインのお菊さんが攻め殺されて投げ込まれたと伝わる井戸
覗いてみたけれど生爪とかはひっついていなかったです(あったら怖いけど^^;)
この井戸を眺めながら、怪談のお菊さんじゃなく、落語”お菊の皿”のお菊さんを想像してしまいました
クサイ演技とお皿を18枚も数えたお菊さんw


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HOTELに戻って仕事の続きを片付けます
もう雑念は無くなって効率は爆上がり
フルスロットルで仕事を片付けます
無事、書類は間に合いましたw


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奥さんが衣類の整理を始めました

奥さんの服は奥さんの部屋でなく寝室に仕舞ってあるのです

つまり自分の部屋

整理をするのはいいけれど

いつも終わらなずそのまま放置

自分の部屋が足の踏み場もない状態で放置されるのです

この惨状、回復するのは何時だろう

前回もなかなか片付けてくれなかった


人の部屋を散らかしてそのままにするのは止めて欲しい

耐えられぬ

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